美容外科の女性医師が海外で参加した解剖実習で接した献体の画像をSNSに投稿し、物議を醸しています。
■「頭部たくさん」笑顔絵文字 倫理観を問う声相次ぐ
「新鮮な御遺体」「解剖しに行きます」という言葉とともに、笑顔で手を振るのは、東京美容外科の女性医師です。
グアムでの解剖研修に臨むと、献体の頭部がずらりと並んだ写真に、「頭部がたくさん並んでいるよ」と笑顔の絵文字を付けた言葉を投稿します。
さらに解剖中の写真もあり、モザイク加工が一部外れたままの状態でした。
18歳 専門学生
「SNSにモザイクがあっても、載せるのはありえないかなと思う」
50歳 男性
「人の生死は重いというか、大事なことなので。やっぱりそういうふうに扱うべきではないと思う」
倫理観を問う声が相次ぐなか、女性医師は投稿を削除。自身のブログに謝罪文を掲載しました。
女性医師のブログから
「写真に写ってしまったご遺体は、全てモザイクをかけていたつもりでおりましたが、一部出来ていないところがありましたこと、また医師でありながら人としての倫理観が欠如した投稿をしてしまったことについて心からおわび申し上げます」
一方で、解剖研修の意義を強調し、こう釈明しました。
女性医師のブログから
「こういったご遺体から学べるという事はとても貴重な機会です。より多くの医師に知ってもらうことで、より安全により多くの患者様の満足度をあげることができると思い、投稿しました」
女性医師が所属する東京美容外科はこうコメントしています。
東京美容外科
「当院所属の医師が個人のSNSにおいて、不適切な内容の投稿により、多くの皆さまに大変なご不快とご迷惑をお掛けしましたこと、心より深くおわび申し上げます」
(「グッド!モーニング」2024年12月25日放送分より)
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