初の日米首脳会談が終了 石破首相 対米150兆円の投資表明

石破首相は8日未明、ワシントンでトランプ大統領と初めての日米首脳会談を行いました。

会談で石破首相が安倍元首相とトランプ氏の功績をたたえたのに対し、トランプ氏も「安倍氏は素晴らしかった。その友人が来てくれたことを嬉しく思う」と歓迎しました。

会談で石破首相は、日本の自動車企業の新たなアメリカへの投資を発表し、日本からの対米投資が5年連続で世界一であることや、雇用での貢献を訴えました。

これに対しトランプ氏は、日本の貢献を認めつつも、多額の対日貿易赤字の問題を指摘し、日本に関税を課す可能性に言及しました。

会談後の共同会見では、第一印象について、両首脳はともに強いリーダーだと述べました。

トランプ大統領:
石破首相は偉大な首相になるだろう、とても強い方だ。大変敬意を持っている。

石破首相:
本当に誠実で力強い、強い意志を持たれた、強い使命感を持たれた方だと感じた。

会見で石破首相は、今後約150兆円の投資拡大や、アメリカから液化天然ガスの輸入を行う考えを示しました。

また、安全保障面では日米同盟の抑止力と対処力を高め、連携を確認したと述べました。

さらに、トランプ大統領の日本訪問を要請し、トランプ氏もこれを受け入れる考えを示しました。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/