和歌山県を旅行中に先月から行方不明になっていたドイツ人の男子大学生の遺体が和歌山市の沖合で見つかりました。
今月1日午後2時50分ごろ、和歌山市の田倉崎沖で「人が漂流している」と海上保安庁に通報がありました。
警察によりますと、見つかった遺体をDNA型鑑定した結果、先月から行方が分からなくなっていたドイツ国籍の男子大学生、クラウディオ・ヴォルムさん(21)と特定されたということです。
発見時、ジーンズをはいていましたが、上半身に服は着ておらず靴は履いていなかったということです。
ヴォルムさんは9月に観光目的で日本に入国し、東京都内を観光した後、和歌山県に入り、先月10日に母親とSNSでやりとりしたのを最後に連絡が取れなくなっていました。
亡くなったのは先月上旬とみられますが、遺体は腐敗が進んでいて死因は分かっておらず、警察は事件と事故の両面で捜査しています。
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